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| 奥様のお母様と同居されるために増築を |
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| 上福岡市・北野様宅 |
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| ●奥様のお母様が骨折され、同居するために増築を |
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住宅よりもお庭のほうが広い、とてもぜいたくなお宅が北野様邸です。そうお話すると「もう百坪あると、田んぼができるんだけどね」と笑っておっしゃいます。元校長先生というキャリアなのでしょうか。お話上手についつい耳を傾けてしまい、取材にうかがっていることをしばし忘れました。
「お金がたまると、奥山さんにリフォームをお願いしているんですよ。去年は外壁の貼り替え、その前年は、雨戸の取り換えとトイレを、和式から洋式に替えてもらいました」 |
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| ▲北野様ご夫婦 |
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そして昨年10月、ご近所に住んでいらっしゃる奥様のお母様が骨折されたのを機に同居されることになり、増築されました。「今回が奥山さんにお願いしたリフォームのなかで、いちばん大きいものでしょう。今度お願いするときは新築にしたいと思っているけど、その前にお金を貯めないといけません(笑)」
南東向きに、かわいい平屋の家が、母屋と渡り廊下でつながれて増築されています。広さは6帖の和室と1帖半の押入、それに一間幅の出窓が南向きに、東にも一間の窓があり、明るく快適なスペースです。窓の外に目をやれば、広いお庭の草木が初夏の花を咲かせています。 |
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| ●「奥山さんには、無理難題を押しつけてしまい、感謝しています」 |
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「同居といっても、お年寄りを迎えるスペースを考えると難しいものです。1階ではプライバシーを守る部屋がなく、2階では骨折している義母に階段の上がり下りが大変です。結局、増築に落ち着きました」
ちょうどお隣の敷地を譲っていただいた直後で、増築のタイミングもよかったようです。
「奥山さんには無理難題を押しつけて、社長をはじめ、八尾さん、原さんを困らせました(笑)。感謝しています。工期も超特急でした。何とか年を越さずに建ててほしいなどと、今振り返ると、とんでもないお願いをしていました」
築40年のお宅とおききしてびっくりしてしまいました。
「40年もたつと、家の中のどこに何があるかすべてを体で覚えているから、暗闇でもものにぶつからず歩けます。これぐらい体になじんでくると家に対して愛着がわいてきます」
奥山建設との出会いは14、15年前。お風呂をユニットバスにするリフォームを手がけさせていただいたのが最初でした。
「あれから、年に一回は来ていただいています。覚えているだけでも外壁でしょ、トイレを水洗に替えたでしょ、屋根は3年に一度葺き替えているし。奥山建設一筋です(笑)」
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| ●元校長先生は、現在、ピアノとバイオリンを教えていらっしゃいます |
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笑顔のなかにも厳しさがあるのは、現役でピアノとバイオリンをご指導されているからでしょう。
「私は厳しいですよ。稽古してきなさいといったのに、してこない子には注意するし、お稽古を待っているときお行儀の悪い子にも注意します」
取材が終わりに近づいたころ、生徒さんが一人お稽古に見えました。
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| ▲「娘から、リハビリのためにも、食事は母屋に食べにきてねといわれています」とうれしそうにお話されるお母様 |
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| ●バイオリンの音色が聞こえるお母様のお部屋 |
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増築されたお母様のお部屋を拝見したく、うかがいますと、身だしなみを整えられた美しい老婦人が座っていらっしゃいます。92歳とおききして、またびっくりしてしまいました。
「おかげさまで、快適につくっていただきました。また、ムリをお願いしまして。絵は私が描いたのですが(とお部屋のあちこちに飾られた水彩画を指して)、最近また庭に咲く花をスケッチして、ハガキに描いたりしています」
ハガキにはサンゴソウが可憐に描かれていました。
生徒さんの奏でるバイオリンの音色が、お母様のお部屋に聞こえてきます。ときどきお友達が出窓をトントンと叩いて、遊びにいらっしゃるということで、環境的にも増築は悪くなかったようです。
帰り際、お見送りしてくださる北野様に、卒業して久しぶりに恩師にお会いしたような懐かしさを抱きながら、北野様邸を後にしました。
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取材 山本 |
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