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↑お家の外壁をはがし、既存の柱と梁の間に、新しい柱と筋交いを入れていきます。
(西面と東面)
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光を通す耐力壁
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居間南面に設けられた幅3.6m、間口いっぱいの掃出しサッシ。
そこから入る明るい日差しや、見えるお庭の緑は、居間の雰囲気を引き立てる大切な要素でした。その一方で、耐力的な面では大きな問題点でもありました。
この面に耐力壁が無い事で全体のバランスが悪くなっていました。なにより、今回を逃せば、今後この場所を補強する機会はないかもしれません。
しかし、壁を造ることで窓が小さくなり、団らんの場である居間が随分暗くなること、サッシやサンテラスの交換が発生すること、得られる安心感と比べても大きなマイナス要因となりかねないポイントでした。そこで考えたのが光を通す耐力壁でした。
10.5cm角の桧材をたすき掛けにした筋交いを化粧仕上げにする事で、構造補強と採光確保を共に満たす事が可能となりました。桧材の持つ独特の柔らかさやそのフォルムは、空間のイメージをぐっと良くしていて個人的にはとても気に入っています。 |
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↑南面の筋交いです。既存の軸組みに抱かせるようにして、新たな基礎・土台、そして2階の梁を造り直しました。 |
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リフォーム工事には「絶対」という方法が無いように思います。今回の耐震改修プロジェクトも、その都度、問題解決するための試行錯誤を繰り返し、一歩一歩ゴールを目指してゆきました。
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筋交いを入れ、金物で補強するだけでは建物は丈夫になりません。
柱や土台が、基礎にしっかりと留められていて、引き抜けないように改良することが大切です。
ダルマは下を重く作ります。基礎を部分的に重く造ることは、とても有効です。 |
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ホールダウン金物補強断面図 |
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プラスαは断熱工事
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きっかけが、内装工事と一緒に行える耐震補強の検討であったように、他にも、後からでは施工できない工事を検討しておく事が大切です。
今回は、耐震補強に加え、居間を断熱材で囲み込みサッシをペアガラスへ交換する工事を行いました。耐震補強で得た安心感にプラスして、夏涼しく冬暖かいという快適性をもった空間を作り出し居間のグレードアップが達成されたと思います。 |
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隙間のないよう、壁の中にはめ込まれているのは、断熱材のスタイロフォームです。
施工のポイントは銀色のテープで気密をしっかりととることです。
隙間風をなくすと、とても快適になります。 |
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陰にあるのは職人の努力
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平均気温が30℃に近づく8月の工事でした。ただでさえ汗が止まらない状況の中、1日中小屋裏に潜りながら行った構造補強金物設置作業、暗く狭い床下からの型枠工事、光を通す耐力壁計画を実現した技と工夫、そして頭が痛くなるような監督(自分)の指示内容。
完成してしまうと、なかなか見えない細かな努力を少しでもお伝えする事、それが携わった職方への感謝の気持ちの表し方だと思います。
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H様ありがとうございました。
快適にお過ごしください。 |
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「緊急速報の時には、この部屋に集まればね。
今度そういう訓練をしよう思っているんですよ」と
お話くださったご主人様(左)とお母様です。 |
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