株式会社 奥山建設

埼玉で建てる木の家の注文住宅
自然素材を活かし、安全で心地良い家づくり

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家づくりの流れ

STEP1 家づくりの流れ

家づくりを思い立ったとき、まずは何から始めますか。

インターネットで情報収集、家族で話し合い、住宅雑誌で理想の家探し。新築を建てたご友人の話も参考になることでしょう。 集めた情報を整理しながら、どんな暮らしがしたいのかイメージしてみて下さい。どんなふうに食事をして、家事をして、眠るのか。休日はどうやって過ごすのか。どんな月日を綴るのか。

パートナーや子供や両親と一緒に暮らす家。毎日帰りたくなる住まいが良いと思います。
愛着をもって永く大切に住める家が良いと思います。

ここでは、家づくりの進め方をご紹介致します。
住まい手である皆様と建築士がじっくりとプランを練り、監督と職人が一丸となりひとつひとつ丁寧に作り上げる木の家が出来るまで。

1家族で話し合い

いつ頃までに、どこに、どんな家を建て、そこに何年住みたいか話し合いましょう。好きな雰囲気や居心地良いと感じるポイント、こだわりたいポイントなど家族間で共有できるとベストです。ぼんやりとでかまわないので、自分たちの暮らしぶりをイメージしておくと良いです。
10年後、20年後、30年後の自分を想像してみて下さい、どんな仕事をして、どんな家族になっていて、どのくらいの収入があってなどなど・・・。

将来を想像することで、暮らしのニーズが変化することを知っておきましょう。また、住宅取得にかけられる費用を決めておきます。

2情報収集

どんな家が建っているのか情報を集め比較検討しましょう。

最新の設備機器を搭載した家や素材にこだわった家、コンクリート造や鉄骨造。家の作り方は多種多様です。自分たちの暮らしに馴染む家づくりを見つける大切なステップです。良い住宅はバランスのとれた住宅です。デザイン性と使い勝手、性能とコスト、機能とメンテナンスなどなど。
設計をすすめる過程ではいくつもの選択に出会います。納得のゆく選択肢を選べるように、こだわりのポイントには優先順位を決めておくと良いでしょう。

たとえば私の場合、夕日の眺められる2階リビング→家族が集まれるキッチン→大開口木製サッシ→パッシブな設計→耐震性→断熱施工・・・とこだわりの強い項目順に整理しておきました。

3モデルハウスを見学する

百聞は一見にしかず、自分の目でみて判断する。

空間構成や動線への配慮、使い勝手、体感温度や空気の質感、素材の感触や木の香りなど写真や文章では伝わらない家の魅力を確認しましょう。自分たち家族が楽しく暮らしているイメージが持てるかどうか。
キッチンやお風呂や設備機器に目が行きがちですが、大切なのは居心地の良さを感じられるか否かです。その会社の人間が誠実な対応をしてくれそうかどうか、意図をしっかりと理解し理想の設計を練り上げるコミュニケーションが図れるかどうか、安心できる住まいを作り上げる技量があるかどうか見極めましょう。

※奥山建設では、しっかりと暮らしをイメージして頂けるよう身の丈サイズのモデルハウスをご用意しております。「成長する家」へぜひお越しください。

4現場見学会・セミナーに参加する

現場見学では、暮らしの希望に対しどう対応したのかを確認しましょう。建て主さんならではのこだわりを尋ねてみるのも良いでしょう。
また、敷地条件に馴染ませるためにどんな工夫がされているか調べてみてください。日照条件に恵まれない敷地なのに室内は明るくて暖かかったり、幹線道路に隣接するにもかかわらずとても静かだったり、限られた敷地面積にもかかわらず広々感じたり。そこには設計の工夫が隠されているかもしれません。

同じ敷地、同じ要望、同じ方法で建てられた家は二つとありません。一軒一軒違った魅力や工夫を見つけましょう。

5土地探し

決心したら即意思表示(買い付証明等)が鉄則です。条件の良い土地はすぐに買い手が決まってしまうものです。決断し易いように、立地、価格、通勤の利便性、広さ、周辺環境、上下水道やガス管の設置状況・・・。優先順位をつけておきましょう。

納得の土地に出会うまでは、慎重に真剣に土地の良し悪しを吟味する眼を養ってください。現地に立って、周辺をウロウロと歩き回ってみてここに住みたいという気持ちになったらすぐに決断しましょう。後一歩というところで夫婦の意見がまとまらないと、折角のチャンスを逃してしまうこともありますので事前によく話し合っておくことです。

とはいえ、どんな家が建てられるのか、日あたりはどうだろうか、なにか問題が隠れていないだろうか・・・。不安な気持ちになった時には、作り手である私達にご相談ください。周りの建物や周辺環境を整理して、建設可能な建物の形・敷地を活かす設計方針・建物以外に発生するかもしれない費用等をアドバイス致します。

土地には、古屋がたっていて解体費用が発生するもの、地盤改良が必要なもの、水道や下水道の引き込みが必要なものなどあり買ったらすぐに家を建てられる土地と、家を建てるためにお金を掛けて準備をする必要のある土地があります。

※土地探しの勘所をおさえる勉強会⇒土地探し講座はこちら

6資金計画

住宅を建てる為ため必要な費用は大きく3つに分かれます。

『土地価格』『建物価格』『諸費用』これら合計の予算を決めておきましょう。予算が決まったら、土地探しや見学会で集めた情報を元に費用の割り振りを考えます。建物へのこだわりを優先するのも、土地条件を優先するのも、もちろん両方優先するのも自由です。理想の暮らしを念頭におきながら家族の答えを見つけましょう。坪単価に含むべき工事に共通の決まりが無いため、注意が必要です。

坪単価に建築面積を掛けて建物価格を計算する場合は、その他工事費を見込んでおきます。会社毎に考え方が異なるため、計画エリアを伝え○○坪○階建てで総額いくらになるか聞いておくと良いでしょう。

自己資金がいくら必要で、住宅ローンはいくらなら無理なく返済できるのかを調べておきます。

7依頼先を決める

数ある中から家づくりのパートナーを決めます。

土地を決める前に、依頼先を決めておくと土地視察に同行してもらい不明点を相談できて安心です。家づくりに対する姿勢や会社の経営状況、得意な家の雰囲気や性能、設計力や施工品質、職方の技術力、引渡し後のフォロー等多面的に比較し選定しましょう。家は建ててから何十年も住むところなので、永く付き合える建設地に近い会社を選びましょう。

設計担当や現場担当と話が合い、共感が持てる人柄である事も大切です。会社を訪問する機会があれば、担当者がどんな人間か話してみるのもお勧めです。

依頼先が決まり、土地が決まると住宅設計の始まりです。

8敷地調査(土地測量、役所調査)

敷地の大きさ、高低差、隣地境界、道路状況、隣接建物の配置や窓位置、ライフライン状況等々現地で調査・確認します。

高断熱や高気密の性能を活かし、より快適な生活を送っていただけるよう日照や風の抜け道をチェックします。現地に立って、ご家族が楽しく暮らすイメージを膨らませます。ここに大きな窓があったら気持ちよさそうだとか、こっち側には窓や給気口を付けない方が良いなとか、雨の日に水溜りができそうだから・・などなどプランニング方針を見つけます。
また、役所にて建物に掛かる法規制や条例、上下水道引き込み位置、前面道路情報、諸手続きの進め方を確認します。

9プランお打ち合わせ(ヒアリング)

ご家族の要望をお伺いします。

好きな色、素材、憧れの暮らし方、朝食のイメージや休日の過ごし方、趣味やお庭。登り棒やブランコ、ハンモックやクライミングホールドを付けたいといった遊び心、古材や古建具に思い出を込めて再利用したい、塗り壁DIYに挑戦したいなど。

なんでも構いませんので思いの丈をお伝えください。
ご家族らしい遊び心があって、愛着が持て、ほっとできる楽しい家を目指しましょう。

10基本計画・概算費用のご提案

伺ったご要望と敷地調査の結果を元に基本計画を作成します。
平面プランと3Dシミュレーションをご覧いただき、暮らしのイメージを確認していただきます。併せて基本計画案での概算金額をご提案致します。

基本計画案をベースにプランの微調整を行い計画方針を決定します。ご納得いただけるまで何度でも修正を加えプランを練り上げていく過程で、我が家への愛着が少しずつ深まってゆくように感じています。いったりきたりを繰り返すようですが、ご家族と設計担当と二人三脚での家づくりに一切の妥協はありません。

住宅が密集する敷地では、家と家の間から差し込む光を取り込む方法を見つけます。

日照条件に恵まれる開けた敷地では、暑い夏の日差しを遮り冬の日差しを取り込む開口部と庇の組み合わせを見つけます。
外観やお家の大きさをイメージするのに役立ちます。

11お申し込み

計画方針が決まったらお申し込みをいただきます。

プランニング料として80万円ないし建築費用の4%をご入金頂きます。正式にご契約いただいた際には、内金扱いとし請負工事費用に充当させていただきます。

12詳細図面・積算見積もり作成、仕様打合せ

基本計画に基づき詳細図面を作成し、水回り商品や照明器具、内外装仕上げ材の選定を行います。

実物を見ることが大切です。質感や色味は写真のイメージと異なる事がほとんどですし、キッチンやお風呂、洗面台の使い勝手は実際に目の前に立ってアレコレ試して見るのが一番です。 無垢の床材も小さなサンプルと実際に施工されている現場で見るのとは違い、サンプルでは気になった小さな節が大きな面積になるとそれほど気にならないといったこともあります。 仕上げ材を選ぶ頃になると、頭の中に我が家が建っていて、このタイルを使ったらいい感じかもしれないとイメージしながらショールームを巡るのも注文住宅の醍醐味だと思います。 商材を選ぶ時には全体の価格を意識しておかないとついつい高いグレードの商品に気持ちが惹かれるのは人の常です。

全ての仕様が決まったら、柱の数、床の面積、収納の数等ひとつひとつ数えて詳細な積算見積を作成します。

13ご契約

長い設計期間を経ていよいよご契約です。

間取りや外壁の仕様といった大きな部分から、トイレの紙巻器やドアの戸当りといった詳細な部分まで全てを決めました。打ち合わせ内容通りの設計図になっているかご確認いただきます。 ここからは、設計図どおりの家をしっかりと建てさせていただけるよう設計担当から現場担当へ引き継ぎを行い、無駄なく丁寧な仕事ができるよう着工準備が始まります。

段取り八分、細かな図面を作成するのは良い家づくりへの第一歩です。

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